車椅子と、家族と、その知人

また車椅子ネタですけど、
車椅子に乗っていて

ふと見ると家族がたまたま昔の知人に遭遇していた
私はそれに話しかけて良いのかわからず
ひょっとひっこんだ。

恥ずかしいかもしれない。

と素直に思ってしまった。
車椅子じゃなかった私を知っていた人
車椅子になってしまった私を見て
なんて思うのかなとか
家族はなんて思うのかなとか

そんなことを考えて
もやもやとしていた。

「話しかけてくれたらよかったのに」

と言われて
結局そのあと挨拶したけれど
私はまだ自身が他人からどう見られるかを
受け入れていけていない。

歩けないから
歩けるようになって
また歩けないに向かう私。

今の間にたくさんできることをしたい。
でも、できないと思うことが増えていく。

ふと、その人さんを思い出した。
私はその人さんに出会ったから走ろうと思って
思って?

頑張らなきゃ
今は目の前のことを
やれることを頑張らなきゃ

でもそれで良いのか
それだけで私が良いのか
すごくわからなくなって

わからない。

頑張らなきゃ。

何を?

頑張らなきゃ。